分子栄養療法

サプリメントは、日常の食事では
摂取しきれない栄養素を補給できる
手軽な方法です。
しかし、万人が同じ栄養素を摂取すれば、
同じ効果が認められるとか、
むやみに摂取すれば良いというものでは
ありません。

当院では、分子栄養療法の考えに基づき、
血液・尿検査データから
本当に必要な栄養素を調べ、
お一人おひとりに合った質の高い
医療用サプリメントを処方いたします。

分子栄養療法とは、
「栄養素をバランス良く
摂ることで、健康状態を
維持・改善する」という発想の療法です。

サプリメントは、手軽に手に入る反面コントロールが難しく
・そもそも摂取する必要がない場合
・必要な栄養素を摂取できていない場合
・飲み合わせを考慮する必要のある場合
・過剰摂取することでかえって健康を害してしまう場合
などがあるため、当院では、ご自分に必要な栄養素の種類・量を確かめ、バランス良く・効率的に摂取されることをお勧めしております。

必要な栄養素を摂取することで、体内の栄養バランスを整え、毎日の健康維持・改善、ひいては将来にむけての遺伝要素を含めた、各種疾病に対する予防医療となります。

  • サプリメントの効果の
    実感が少ない
  • 何らかの体調不良を感じている
  • 自分の健康状態を数値で
    管理・維持したい
  • 高品質のサプリメントを
    摂りたい
  • 生理痛がつらい、月経過多
  • 慢性的なストレスを感じている
  • 喫煙・飲酒が多い
  • 甘い物の摂取量が多い

当院の分子栄養療法の特徴

01

患者様一人ひとりの検査結果に基づいて、個別に必要な栄養素を無駄なく厳選し、オーダーメイドでサプリメントを処方しています。遺伝子や血液、尿検査のデータをもとに、最適な栄養素を組み合わせることで、体に必要なものだけを効率よく摂取できるようにサポートします。これにより、余分なサプリメントの摂取を避け、健康維持やパフォーマンス向上に必要な栄養素をピンポイントで補うことができます。

02

当院では既存の患者様のデータをもとに、効果的なサプリメントを作成しています。
作成から吸収、効果に至るまで、すべてにおいて細部にこだわり、相乗効果を最大限に引き出すように設計されています。これらのサプリメントは、ドーピングフリーであり、安全性が高く、国内で生産されているため、安心してご利用いただけます。

03

一部のサプリメントは当院の伊藤院長自身が開発に携わっております。
例えば、高機能ビタミンサプリメント「メガビタミンCB」は、分子栄養学に基づき、最適なビタミン配合バランスを実現。
ビタミンCの働きをサポートするヘスペリジン(ビタミンP)および、ビタミンB群の働きをサポートする「核酸」も配合し、この一包で、効率よくビタミンを摂取することができます。その他にもヘム鉄を豊富に含むミネラルなども扱っております。

人によって違う必要な栄養素

ストレスや喫煙、食生活などの生活習慣による後天的要因の他に、先天的な要因でも、必要な栄養素は異なってきます。
栄養素はそれぞれ体内で複数の役割を担っていますが、「役割を果たすために必要な量」は人によって異なるためです。

また、「どの役割において、より強く働くか」といった優先順位も異なるため、不足による症状も異なります。

“ビタミンC”を例にあげると、右図の方の場合、優先度の高い「ウイルス退治」に沢山のビタミンCが必要で、優先度の低い「色素沈着」「コラーゲン造成」にまでビタミンCが割り当てられません。
そのため、風邪はひきにくいものの、シミやシワ・肌荒れといった肌トラブルを起こしやすいタイプといえます。

このように人によって必要な栄養素は全く違う訳なので、まずはご自分の体の状態を把握するための検査が重要となります。

ビタミンCの段階的な消費を表した図。例)ビタミンCを使い切った為、色素沈着予防分が不足

サプリメント接種で
予防できること

ビタミンD接種と乳がんのリンス区の関係を表した図と、ビタミンD接種と大腸がんのリンス区の関係を表した図と、日本人のがん志望理由ワースト3の表

※1参考文献:Garland et al. (2007) based on data in Lowe et al. (2006)


※2参考文献:Gorham et al., Am J Prev Med 2007;32(3)


※3参考文献:厚生労働省 平成21年人口動態統計

サプリメントで全ての疾病を予防できるというわけではないですが、一部の栄養素に関しては疾病予防の効果が報告されています。

“ビタミンD”を例にあげると、カルシウムの吸収を助けて骨粗鬆症の予防に効果的な栄養素である、ということはよく知られていますが、近年の研究では、がん・動脈硬化・骨粗鬆症・Ⅰ型糖尿病(小児糖尿病)などさまざまな疾患予防効果も報告されています。
2007年、ビタミンDと乳がん・結腸がんの世界的権威として知られるガーランド博士を中心とした研究チームにより「ビタミンDの適量摂取を継続した場合、乳がん発症リスクが 80%減少※1、大腸がん発症リスクが50%減少※2した」という研究結果が報告されました。

現在では約2,500の研究機関が研究を進め、2009年には3,000件以上の研究論文を発表。その多くがビタミンDのがん予防への効果を報告しています。

ビタミンDの過剰摂取は身体に害を及ぼす可能性があるため、血液検査による処方管理が必要ですが、適度に摂取することで日本人のがん死亡数が最も多い「大腸がん」※3を予防できることは、とても興味深いと言えるでしょう。

また副次的な効果ですが、定期的に血液検査を受けられることで、病気が進行してしまう前に発見できることもあります。何よりもご自身の意識が変わり、より健康的な日常生活を送るようになることで、結果的に健康を維持される方が多いようです。

※1参考文献:Garland et al. (2007) based on data in Lowe et al. (2006)


※2参考文献:Gorham et al., Am J Prev Med 2007;32(3)


※3参考文献:厚生労働省 平成21年人口動態統計

取扱いサプリメント

医源堂サプリメント

スクロールできます
リプロ①14P7,000円
リプロ②28P3,070円
リプロ③28P4,320円
ミッドナイトリペア30P初回 4,200円
4,860円
ビタミンCB60P10,800円
ファンクナショルE30P10,800円
リキッド亜鉛30P4,860円
リキッド鉄30P5,400円
プロテクサン小30T6,480円
プロテクサン大120T23,670円
クレアルカリン180T3,300円

※料金は全て「税込」表示となっております。

サプリメントのご購入は
こちらから

検査について

分子栄養療法を行う際には、まず患者様の症状や病歴に基づいた詳細な検査が重要です。

当院では、血液、尿、唾液など、さまざまな検査方法を用いて体内のホルモンバランスを徹底的に分析します。
これにより、患者様の症状や体調に最適な治療法を選択し、効果的にホルモンバランスを調整することが可能になります。

検査結果をもとに、症状改善に直結する治療計画を立て、ホルモン補充療法を実施することで、より早期かつ確実な改善を目指します。

医師から分子栄養療法についてご説明します。
ご不明な点やご不安がありましたら、お気軽にご相談ください。

ごく少量の血液と尿を採取します(食後6〜8時間以降の空腹時に行ないます)。採取した血液にて各栄養素の血清レベル検査を行います。
※月経のある女性の方は、月経終了確認後数日してから、血液・尿検査を行います。カウンセリングと同時に検査までご希望の際は、来院日にご注意ください。

血液検査の結果をご報告後、ご希望に応じて適切な種類・量のサプリメントを処方します。
※検査結果が判明するまで、約7~10日かかります。

3ケ月後、各栄養素の血清レベルや体調の変化を確認するため、再度カウンセリングと血液・尿検査を実施します。

3ヵ月毎に定期的に血液検査を行い、改善度をご報告。毎日の生活で実感される効果以外にも、数値で具体的に改善状況が把握できることで、健康へのモチベーション向上にもつながります。
以後、同様の流れで継続的に検査(3ヵ月毎)とサプリメント処方を繰り返します。

よくあるご質問

分子栄養療法は、いつから始めるとよいのでしょうか?

分子栄養療法は、年齢に関係なく受けていただくことができます。
体内の栄養バランスを正常に保つことは、毎日の健康維持や、成長期の身体作りに欠かせません。その意味では、「いつか」ではなく「今から」始めていただきたい療法ともいえます。
現在、特に不調を感じていない場合でも、健康チェックを兼ねて検査だけでも受けてみてはいかがでしょうか?

治療開始からどのくらいで、効果を実感できますか?

個人差はありますが、1~3ヵ月ほどが目安です。
投薬開始から3ヵ月後に血液検査を行いますので、検査結果の具体的な数値でも効果の確認をしていただけます。

料金

分子栄養療法

初回検査16,500円
経過検査11,000円

※料金は全て「税込」表示となっております。