更年期治療

通常の血液検査では2~4種類の
ホルモン数値を検査するのに対し
当院ではホルモンを生み出す項目まで含め
約20種類以上を検査することによって、
患者さまお一人おひとりの状態を
見極めた上で最適なオーダーメイド医療を
提案いたします。
少しでも体調の変化でお悩みの方は、
あやこいとうクリニックに
ご相談ください。

加齢によって性腺ホルモンの
低下に起因する様々な心身の
不調を更年期症状と呼びます。
さらに、この更年期症状の中でも、
日常生活に影響を与え困らせている
ものを「更年期障害」と呼びます。

年齢を重ねる上で自然な変化ですが、日常生活に支障が出る場合は極端に生活の質が低下する場合もあります。

女性の場合、卵巣機能の低下によるエストロゲンの分泌量が減少し、ホルモンバランスが崩れることで急に体が熱くなったり汗をかいたりといったホットフラッシュなどの症状が出ます。

また、更年期障害は女性だけのものと思われる方がいらっしゃいますが、男性の場合も、テストステロンの分泌量が減少することでイライラしたりだるさを感じる症状が現れることがあります。

適切な治療を受けることで、症状を改善し、日々の暮らしや仕事でのパフォーマンス向上、また良好な人間関係にもつながります。

  • 肩こり
  • めまい
  • 腰痛
  • 手足の痛みやしびれ
  • 怒りっぽくなる
  • なんとなく憂鬱
  • だるい
  • やる気が出ない

当院の更年期治療の特徴

01

当院では、唾液、血液、尿など、さまざまな検査方法を駆使して、患者様の知りたいことや症状に最適な検査を提供しています。既往歴や現在の体調に合わせて検査を選択することで、より詳細で精度の高い診断を行い、的確な治療に繋げていきます。

02

人間と同じ形をしたナチュラルホルモンを使用し、個々の体調に合わせて微調整ができます。どの検査を行っても数値として正確に結果が出るため、ホルモンのコントロールが非常に精密。
正しく使用すれば副作用や合併症のリスクはなく、遡るように効果を実感できるため、安全で効果的な治療を提供します。

03

ホルモン充填療法を行うことで、肌の調子が劇的に改善される方が多く、肌の美しさが引き出されると、つい他の部分—例えばしわやたるみ—が気になり始めることがあります。そこで、美容医療を併用することで、これらの悩みも解消可能です。ホルモン治療により気分が上がり、さらに「もっと美しくなりたい!」という気持ちが湧いてきます。このポジティブな変化が、より若々しく、輝く美しさを引き出すための第一歩となります。

女性と男性の更年期の違い

年齢とホルモン量を表した図。20~30の成熟期に女性ホルモンも男性ホルモンを最高値を迎え、その後下がっていく。

一般的に、更年期障害は閉経を挟んだ前後約10年間を指します。日本人女性の平均的な閉経年齢は50歳前後であるため、45歳から55歳頃が更年期にあたるとされています。

女性特有の更年期の症状としては、月経周期や月経量の乱れといった月経異常が代表的です。

女性の更年期障害は、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少によって引き起こされ、閉経前後の約10年間に現れます。閉経後は、体が次第にこの変化に慣れていき、症状も徐々に収まることが一般的です。

男性ホルモンは20歳をピークに加齢とともに徐々に減少していき、一般的には40代後半から症状を感じる方が多いようです。
女性と違い明確な時期は定められておりません。

男性特有の更年の症状としては、性欲減退やED(勃起障害)などが代表的です。

症状が出るのは40代後半から50代にかけての方が多いですが、グラフを見て分かるように男性ホルモン(テストステロン)は穏やかに減少するため、女性と違い症状が一定の時期で落ち着く訳ではなく、40代以降いつまでも症状が出続ける可能性があるのが特徴です。

治療方法

当院では体調の変化を感じた患者さまには、まず血液、尿、唾液などの各種検査をさせて頂き詳細な項目まで調べます。
その結果に基づいて「ナチュラルホルモン充填」もしくは「医療用サプリ」での治療をご提案いたします。

まずはカウンセリングで症状をお聞きした上で、血液・尿検査によりご自身の健康状態を60項目以上、数値で確認することを目的とします。

ホルモン検査やフードアレルギー検査、腸内環境検査など様々な検査を行うことで、患者様お一人おひとりのお身体の状態をしっかり把握した上で最適なアプローチ方法をご提案することが可能です。

体内で不足しているホルモンを、化学的に合成されたものではなく、自然由来のホルモンを用いて補充する治療法です。

主に、加齢や更年期に伴うホルモンの変動や不足を補うために行われます。

ご自身のホルモンと同じ形のホルモンのため、体調に合わせて細かくホルモンバランスを調整できるのが特徴的です。

保険薬では、改善しなかった症状の改善も見込めます。

or / +
or / +

「栄養素をバランス良く摂ることで、健康状態を維持・改善する」という発想の治療法です。

各栄養素の役割を把握し、ひとり1人のお身体の状態に応じて最適な栄養素を補給し健康状態を維持・改善することを目的とします。

当院では、この分子栄養療法の考えに基づき、検査データから本当に必要な栄養素を調べ、医療用サプリメントを処方いたします。

ご自宅でも出来るセルフケア

辛い更年期症状のつらさを少しでも解消したい。
そのような方のために、当院の治療と並行して、ご自身でやって頂けると更に症状改善の効果を期待できるセルフケアをご紹介します。

食事内容の改善→運動→ストレスコントロール→食事内容の改善と回る図
食事内容の改善→運動→ストレスコントロール→食事内容の改善と回る図

更年期障害はホルモンバランスの乱れが原因の一つですが、食事で栄養バランスを整えることで、症状を緩和できる可能性があります。基本はバランスの良い食事ですが、女性の場合は女性ホルモンに似た大豆イソフラボンなどの摂取をおすすめします。

日本人はストレスコントロールが苦手と言われています。社会生活や日常生活の中でストレスを完全に避けることは難しいため、上手に向き合い、コントロールすることが重要です。運動や瞑想、環境を変える工夫などを取り入れ、自分を労わる習慣を身につけることで、ストレスに強い心と体を育てましょう。

運動は心身の健康維持の基本です。
ホルモンバランスを整える効果や自律神経の安定することで、トレスコントロールにも効果的です。
運動は文字のごとく人の「運」を「動」かす人間には欠かせないものです。
食事内容改善と運動と治療で、副次的にストレスコントロールができるようになりますよ。

ホルモンバランスの乱れによる影響は人それぞれ異なるため、生活習慣や既往歴、現在の健康状態についても確認しながら、最適な治療方針を考えていきます。

必要な各種検査を行い、体内のホルモンレベルを詳しく調べます。血液検査を中心に、必要に応じて追加の検査を実施し、正確な状態を把握します。

検査結果をもとに、ホルモンの過不足や体の状態を詳しく説明します。そのうえで、どのホルモンをどのように補充すべきかを決定し、患者さまと相談しながら治療計画を立てていきます。

ナチュラルホルモン調合薬局と連携し、個々の状態に最適なホルモンを調整・処方します。登録手続きを行い、投薬を開始します。

治療開始後は、定期的にホルモンレベルを確認しながら微調整を行います。

  • 初年度は3ヶ月ごとの検査を実施
  • 2年目以降は半年ごとの検査
  • 体調の変化に応じて臨時検査も対応可能

よくあるご質問

ホルモン値の検査はどのようなことをするのですか?

症状や病歴によって、血液・尿・唾液などを用い、ホルモンのバランス検査を行います。結果から、症状の改善に直結するなゆラルホルモン・その他薬剤を選択し、投与を開始します。初年度は3ヶ月に1回の検査確認で、ホルモンのバランス調整を行います。月経などの状態によっては、臨時の検査が必要となる場合がございます。

更年期症状の自覚はなくても検査してもらえますか?

更年期症状を感じる前に検査の実施ができれば、更年期症状を経験することなく、快適に更年期を乗り切ることも可能です。