側弯症サポート

当院では、側弯症の初期評価や
経過観察(レントゲン検査)を行い、
必要に応じて提携先である
「株式会社Schroth Best Practice Japan
(麹町 白石整骨院内)」と
連携した治療をご案内しています。

治療に前向きに取り組むには、
まず側弯症についてしっかり
理解することが大切です。
私たちは、お子さんやご家族に向けて
丁寧な説明と心に寄り添う
サポートを心がけています。

「側弯症になったから終わり」ではなく、
側弯症になったことをバネに
変えていけるよう患者さんを
サポートしていきます。

脊柱(背骨)を正面から見た
場合に、左右に曲がっている
状態を脊柱側弯症といいます。
弯曲の大きさは、上下で最も
傾いている背骨どうしのなす角度 (コブ角)で判断 しますが、この角度が10°以上であるものが側弯症と診断します。

側弯症には「機能性側弯症」と「構築性側弯症」の2つのタイプがあり、機能性側弯症は不良姿勢や生活習慣が原因となります。
構築性側弯症というのは先天的なものや神経性、外傷性のもの、また特発性と言って原因不明と言われるものがあります。
中でも10歳以降に発症する思春期特発性側弯症は女の子に多いのが特徴です。

側弯症は手術が必要と判断されるような角度(40°〜50°以上)になっても、痛みなどの症状を出すことはまれです。
しかし、進行すると健康に直接影響を及ぼすような障害を引き起こすことがありますので、側弯症と診断された場合は治療を積極的におすすめします。

  • 学校の検診で指摘された
  • 気づくといつも首を
    傾げている
  • 片側の首や肩が
    こりやすい・
    腰が痛む
  • 左右の肩や腰の高さが違う
  • 運動時に痛みがある
  • 歩行時の違和感がある
  • 片側の股関節・膝・
    足関節の痛みがある
  • 繰り返すタコや
    魚の目がある

当院の側弯症サポートの特徴

01

当院では、脊柱全体を1枚の画像として撮影できる全身用のエックス線撮影装置を導入しています。
これにより、曲がり具合やねじれなどを正確に評価することが可能です。側弯症の診断や経過観察には、背骨全体を一度に確認できる画像が非常に重要です。
この装置を導入しているクリニックは限られており、専門性の高い評価ができる環境を整えています。

02

装具治療の効果を最大限に高めるには、正確な診断と身体の状態の把握が欠かせません。
当院では、提携先の麹町 白石整骨院と連携し、装具作成に必要な姿勢評価やX線画像の提供など、総合的なサポートを行っています。
初期評価や装具作成後の経過チェックのためのレントゲン撮影のみのご相談も可能です。
装具の精度を左右する土台作りとして、多くの方にご利用いただいています。

最新の側弯症のシュロス式運動療法と
装具をドイツから

Schroth Best Practice Japan

側弯治療における
クリニックと整骨院の連携

クリニックでは、医師による診察やX線検査を通じて、背骨の曲がり具合を正確に評価し、装具療法や必要に応じた手術の提案など、医学的根拠に基づいた治療を行います。

一方、提携している整骨院では、姿勢の改善や筋肉バランスを整える施術、リハビリ指導を通じて、日常生活での負担を軽減し、症状の進行を防ぐサポートを行います。

医師と連携することで、必要に応じて医学的な治療と身体ケアを組み合わせ、より効果的で安心な側弯症ケアを提供することが可能です。

側弯⁩症の検査・⁩治療⁩について

脊柱側弯症の適切な評価のため、背骨全体を1枚の画像で撮影できる全身用のエックス線撮影装置を設置しています。

被曝量が少なく、全脊椎・下肢全長を一枚で撮影可能なFUJI FILMのC@RNACOREを導入しています。

シュロス式装具「ゲンシンゲンブレース」は、側弯症治療のための世界の最先端のコルセットです。
従来の装具のように進行の抑制を目的とするだけでなく、積極的に改善を目指す装具であり、矯正力が高い上に小さく軽くため、おしゃれを楽しみたい方にもおすすめしやすい装具です。

CAD/CAMにより、ドイツまで行かなくても東京からオーダーすることができます。
患者さまお一人おひとりの体のスキャンデータと実測のサイズ、レントゲン写真、外観写真等をドイツのワイス博士に送り、お一人ずつの設計図を作製し、それを基に装具が作られ当院に届けられます。

装具装着は麹町 白石整骨院で行います。

「シュロスベストプラクティス」とはドイツで100年近く行われている側弯症の運動療法シュロス法を、現代的により簡単に実践しやすく改良した最新のトレーニングです。

この方法は、側弯症特有の背骨の曲がりを矯正するために、呼吸法を組み合わせたストレッチと筋肉トレーニングを行います。
患者の側弯のパターンに合わせて、左右の筋肉のバランスを整え、姿勢の改善と進行の予防を目指します。装具治療と併用されることが多く、成長期の子どもの治療に効果が期待されています。

症例紹介

症例が見つかりませんでした。

⁩あやこいとうクリニック

問診・診察を行い、必要に応じてレントゲン撮影で側弯の程度を評価。治療方針を決定します。

⁩あやこいとうクリニック

麹町 白石整骨院

体のバランスや歪みを計測し、必要に応じて装具やインソールをオーダーメイドで作成します。

麹町 白石整骨院

作成したインソールを装着し、歩行や姿勢への影響を確認。調整を行いながら最適なフィット感を追求します。

⁩あやこいとうクリニック

1ヶ月後・3ヶ月後・半年後・1年後と定期診察を行い、側弯の進行状況や症状の変化をチェックします。

⁩あやこいとうクリニック

麹町 白石整骨院

必要に応じてレントゲン撮影を行い、状態を確認。装具やインソールの微調整を行いながら、最適な治療を継続します。
場合によっては手術加療目的に脊椎専門病院へ紹介もございます。

よくあるご質問

治療期間はどれぐらいが目安ですか?

身長が止まる頃(高校3年生頃)までの装具装着が必要となる場合が多いです。

治療中に子どもの体が成長した場合、器具の作り直しは必要ですか?

成長や進行度合いによっては、装具の再度作成が必要となる場合もあります。

通院の頻度はどれぐらいですか?

1ヶ月後−3ヶ月後〜半年後−1年後と経過を追って診察と、必要に応じてレントゲン撮影にて評価・都度調整をします。
(場合によっては手術加療目的に脊椎専門病院へ紹介もございます)

保険は適用されますか?

基本的に診察やレントゲン検査などは保険適応ですが、装具の一部や治療機器を用いた治療・運動解析は自費のメニューとなります。

料金