各種検査

どんな不調も、原因を明らかに
しなければ最適な治療法を
見つけることはできません。
そのため、まずはしっかりと検査を受け、
ご自身の今のお身体の
状態を知ることが重要です。
検査結果に基づいてこそ、
あなたに合った適切な治療法を選択でき、
より早い回復につながります。

不調を感じている方も、
予防をお考えの方も、
ぜひ、今のお身体の状態を
確認してください。
健康への第一歩は、
現状を知ることから始まります。

当院で扱っている検査一覧

血液・尿検査はある
一定の条件のもと行います。
カウンセリングと同日に
検査までご希望の方は、
事前にお電話にてご相談ください。

目的別に選ぶ
3つの検査方法

あやこいとうクリニックでは、
目的に応じて「血液」「唾液」「尿」
の3種類の検査を実施し、
より詳しく正確に
体の状態を分析します。

全身を巡る血液は、栄養やホルモンが細胞に届く前の「現在の状態」を反映します。個体差の大きいホルモンや栄養素、免疫機能、アレルギー反応のバランスをチェックするのに適しており、血中のホルモン総量、ビタミン・ミネラルの過不足、炎症マーカーなどを測定します。瞬間的な情報を捉える検査のため、他の検査と併用することでより立体的な評価が可能になります。

唾液は血液から作られ、脳と直結しているため、心理的・身体的な影響に敏感に反応します。特にストレスホルモンは直近15分程度の環境変化を反映しやすく、ホルモンバランスの変動を把握するのに適しています。活性型ホルモン(細胞が実際に利用する形)や一部の免疫指標も測定でき、1日数回の採取により、時間ごとのホルモンの動きが詳細に確認できます。

尿は、あらゆる代謝経路の最終産物であり、体内での代謝の流れを総合的に推測するのに有効です。血液や唾液と異なり、短期的な変化ではなく、一定期間にわたるホルモンの分泌や栄養素の代謝・排出の傾向を捉えることができます。ストレスホルモンの代謝物から、長期的な心身の負荷を読み解くことも可能です。

ホルモンバランス検査

悩みや症状に応じて、血液・唾液・尿などの検査を選択し、原因に沿った問題解決策を検討します。

真面目で働き者な方ほど陥りやすい副腎疲労、疲れているのに夜眠れない、朝起きられず午後からなんとか動き出せるなど、どこを受診しても問題ないと診断されてしまう、自覚症状が改善しない方は、副腎疲労のホルモン唾液検査・血液検査を受けてみる価値があります。重症度によって加療内容は異なりますが、状態に沿った治療や投薬ができれば、不調からの脱却し、かつての日常を取り戻すことが可能です。

分子栄養検査

悩みや症状に応じて、血液・唾液・尿などの検査を選択し、原因に沿った問題解決策を検討します。

あやこいとうクリニックでは、目的に応じて各種検査を単独または組み合わせて行い、身体の状態をより正確に分析します。患者さま一人ひとりの特徴やご希望に寄り添いながら、費用や優先順位を相談し、体内バランスを整える根本的な治療を目指します。

フードアレルギー検査

「フードアレルギー」というと、お蕎麦や卵に対するアレルギーのように食べてすぐに症状がでる、即時型アレルギーを想像するかたもおおいのではないでしょうか。

実はその他に徐々に体調不良を起こす遅延型アレルギーもあります。
すぐに自覚症状が出ないため原因が特定しづらく、原因物質を知らず知らずのうちに摂取した結果、慢性的に体調不良を繰り返してしまうのが遅延型アレルギーの特徴です。

慢性的にアレルギー症状を起こすことで体に負担がかかり、老化や病気の原因となる可能性もあります。即時型のアレルギー検査では異常がなくても、慢性的に体調不良を抱えている方の症状改善の糸口となることもあります。

フードアレルギー検査は、日本人の食生活に対応した100種類以上の項目をチェック。
日常生活に検査結果を取り入れやすいよう、例えば「アボガドはOK、ヨーグルトはNG」というように、野菜・果物・乳製品・ナッツ類・肉類・魚類等のカテゴリ毎に、食品へのアレルギー度を検査報告書にまとめてご連絡いたします。

腸内環境検査

腸内環境検査の結果から善玉菌優位な環境へ改善するために必要な食品群や栄養素をタイプ別に提示します。

腸内の善玉菌・悪玉菌の細菌叢詳細とその特徴、及びバランスを調査するに留まらず、結果表から、現状抱えるリスク、リスク回避のために善玉菌優位な環境へ誘導する食材選びや生活習慣など自分で取り組める改善策が具体的に提案されます。

遺伝子検査

日本中の医療機関からデータ供給をうけ、日々アップデートされている、日本人に特化した遺伝子検査を用い、遺伝的要因と、生活習慣要因を合わせて解析し、各種癌や、糖尿病、脳や心臓・血管系疾患、肝臓疾患、アルツハイマー、脂質異常症などの、発症リスクを解析し、予防対策に役立てます。

遺伝タイプから、筋肉や関節障害リスク、疲労回復スピード、脂肪蓄積タイプ、紫外線リスク、睡眠障害リスクなどを検出し、怪我や不調の予防、競技適応力の向上にも役立てます。

遺伝的なご自身の特徴を把握することで、効率的に長所を伸ばし、リスクを予測・回避できるようになります。結果から、無駄のない効果的なパフォーマンスの向上へと繋ぎます。

妊娠前検査

妊娠前に行う、母体準備の各種検査・治療プログラムを総称して「プレナタル」と呼びます。
血液・尿検査から、ご自身の身体の状態を確認し対処療法を行います。

健康な母体で赤ちゃんを育むために。出産後の赤ちゃんの健康リスクを軽減するために。これから妊娠をお考えの方にぜひ受けていただきたい予防医療です。

当院ではプレナタルの観点から、フードアレルギー、ホルモンバランス検査、分子栄養検査をご提案しております。

すぐに症状が出るタイプのフードアレルギーと異なり、遅延型フードアレルギー(IgG抗体によるアレルギー症状)は胎盤移行性があり、母体から胎児にも移行してしまいます。
妊娠期間中にアレルギーを引き起こす食品を避けるなどすれば、子供のアレルギーを回避できる可能性があり、そのためにまずは検査を行うことを、妊娠前予防医療「プレナタル」の一環としてお勧めしております。

生理周期は順調でも、妊娠に必要な「排卵」がなされておらず、不妊に悩む女性が近年、増えています。
「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」は卵細胞が排卵されないまま卵巣内にいくつもたまってしまい、不妊の原因となる病気です。
自覚症状が顕著にでないため、気づいていない女性も少なくありません。PCOSは血液検査で各種ホルモン値を測定し、排卵周期に併せた処方で治療可能です。

妊娠前・妊娠中は、健康な身体で赤ちゃんを育むために、体内の栄養バランスを整えることがとても大切です。
分子栄養検査では、ひとり1人異なる栄養素の必要量を検査。不足分をサプリメントで補います。

足底検査

個々に異なる側弯のレベルや状態に沿った装具作成〜運動療法、治療機器を用いた効率的な側弯改善治療に、各項の熟練エキスパートが関わり、チームで治療に取り組んでいます。

超音波検査

関節などの状態を皮下の状態を傷をつけず、痛みなく検査することができます。

よくあるご質問

ピルや持病の薬を服用していても3つの検査(血液・唾液・尿)はできますか?

ピルやホルモン薬を摂取されている場合、ホルモン検査の全項目に渡っては、正確に測れません。

検査のタイミングはいつがいいですか?

女性の場合、生理周期のある方は黄体期(生理開始日から15-23日目)に、食後3時間はあけて検査してください。